CALENDERRECENT ENTRY(08/06) OLD ENTRY(06/08) CATEGORYSEARCHAUTHORName:蒼矢
芋が好きです。 というか澱粉が好きです。 あとたんぱく質も好きです。 そろそろ運動不足と万年金欠を解消しようと思ってはいるけど大抵思うだけで終わる怠惰な学生やってます。 |
ベチャベチャした芋なんて芋じゃねぇバカヤローじゃがバターうまい。PAGE | 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 | ADMIN | WRITE 『柳生三代記』 島津義忠春の戦国祭!(笑)
去年も春にフィーバーしてた気がする…BASARAやってたからだよ!そして今もだよ! 柳生関係は山岡さんの宗矩以来で(読みかけ除く)、ほぼ予備知識のないまま読んでしまいました…もうちょい調べとけば良かったかな、とは思うものの、学習のためにも読み物としても面白く読めました。 三代=宗厳(石舟斎)・宗矩・三厳(十兵衛) 十兵衛のことすら、名前程度にしか知らない自分なんて知識不足…;せいぜい山岡小説で得たぼんやり歴史しか頭になかった。反省。十兵衛が必死になって書きものしてる姿に感動。 一冊読み終えて、ますます柳生家とその剣術に興味が沸きました!流石に一冊で三代語りきるには無理があった気がしますが、導入には逆に良かったのかも。柳生家の重要な局面をひとつの流れの中で知ることができましたし、それをさらに時代の流れ、世の中の変化に即して理解できて勉強になりました。これでさらに、個々の人物の周辺に焦点を絞っていけるかなと思います。 宗矩の書いた 『兵法家伝書』 は是非手に入れたい。 で、中身なんですけれども。 うん、山岡版宗矩の印象が強すぎたよね…!(汗) あの小説があまりに私の中で面白すぎたのでどうしても宗矩中心に見てしまうのですが、親父と息子に比べて若干地味目に描かれていた感があります。その分威厳を感じさせる場面も多々あったんですけども。あれ、宗矩ってそんなポジション…?みたいな。それともこっちが通説に近いんだろうか。頑固親父とまではいかないけど、少し堅物よりだったような気はします。でもドラマでもそうだったよな…。 あ、でも家光はそんなにイメージと遠くなかったです、それほど酷くはなかったし…。憎めないわがまま坊ちゃんというか。それに振り回される宗矩という構図も(笑)。家康は世間のイメージですかね、狸親父そのままの狡猾な性格が出てる感じでした。秀忠あんま喋んなかったな…; 全編通して、「柳生家と柳生新陰流の変遷」 が主軸として描かれていたように思います。だからか、政治や戦に柳生家の人々が深くかかわる場面はそれほど多くはなかったような。大坂夏の陣を始めいくつかはありますが。政治問題について思案する場面もありますが、細かい内容や行程は省かれてました。そりゃそうかあの長さなら…。 残念だったのは、秀忠もそうなんですけど、何より宗矩の妻おりんの描写がほとんどなかったことです。十兵衛の回想でちらっと出てきた程度…石舟斎の妻御鍋はめっちゃ出てきてたのに!ちょっと寂しかったです。十兵衛の弟友矩と宗冬もそれほど出番なかったな…友矩の最期は泣けましたが。 門弟のことももうちょい触れてほしかった!何人かはとりあげられてたんでいいんですけども。 まぁ何が一番ショックだったって、伊達政宗という単語が一度たりとも登場しなかったことですがね!(号泣) いくら文字数足りないからってそれはないんじゃないの?!宗矩めっちゃ通ってたんでしょうが!(語弊)真田とか細川とか出てたのに…一回くらい出してくれたっていいじゃないの…!門弟も親戚だっているんだろ?モブ的扱いでもいいから名前くらい見たかったよなあ。 仕方ない。二人の関係性については後々別な本でじっっっくり語らせて頂くので、それまで我慢するっ。 でも小野派一刀流は出てた!某所様のお陰で火がついた小野忠明。柳生と同じく将軍家兵法指南役だったそうですが、方向性は真逆なようで。もっと調べなければ…基礎知識が足りなさすぎる! 武蔵もちらっと出てたけど、十兵衛との絡みは史実なんすかね?フィクション?小説だし面白かったからいいけど、どこまで史料があるのかわからないとちょっと不安;せめて関わりのある武将は知っておきたいなあ。全員のことを細かく調べようとまでは思いませんが、知ってて損はないし。 全体的には、柳生入門のための一冊、といった感じで楽しかったです。柳生の本もっと読むぞ。 次は黒田長政→後藤(又兵衛)基次の順で読もうかと。ああ感化されすぎ。だがそれも良し! 片倉小十郎ももっと調べたいし、政宗だってまだまだまだ足りないし、読みたい本は尽きませんが、とりあえず知ってる大名の基礎基礎知識くらいは身につけておきたいので片っぱしから読んでいきます。このあとは司馬遼太郎の短編集あたりに手をつけようかな…でも伊達家臣団も気になる! ただ、家康は山岡版の大長編、真田は真田太平記でまずは読みたいので、ちょっと後回しになりそう;あの長さを新品で買うのは辛い!ネットも駆使しつつ、できるだけ中古or安価で手に入れたい。 徳川四天王とかも面白そうなんですが…どうしよう。権現様は脇から固めて攻めていこうか(笑) 極めようと思ったら多分頼朝まで遡らないといけないと思うんですが、流石にその辺は社会科レベルの知識でいいかなって…;足利もね…ただ義輝公には大変興味をそそられるのです。やっぱ戦国からでいいよね。武田とか上杉、明智、島津辺りは迷ってます。とりあえず触りだけ…。 wikiで情報を仕入れるかどうかも悩みます!ううん小説読んでからにしようかどうしようか。ざっと年表に目を通すくらいなら予備知識としてはありかなあ。 しばらく現代ものに金かけられない…などとほざきつつ伊坂の単行本取り寄せしたり森の新刊即買いしたり、史料と称して怪しげなサブカルに手を出したりしそうで怖い。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |